パパが療育の送迎・面談に関わるメリット——両親で同じ理解で接することができた話

手をつないで療育施設に向かって歩く親あざらしと子どもあざらし 診断・相談・療育

「療育の送迎や面談って、パパが行く必要あるの?」

正直、最初はそんな感覚があったかもしれません。でも実際にほぼ毎回の送迎と面談に関わってきて、パパが参加することの意味は思っていたより大きかったと感じています。

一番大きかったのは、両親が同じ理解で子どもに接することができるようになったことです。この記事では、父親が療育に関わることで感じたメリットと、仕事との調整の正直なところを書いています。

私について

ADHD/ASDと診断された5歳の子どもを育てている父親です。専門医への相談、田中ビネー知能検査、週3回の民間療育への通所など、いろいろな経験をしてきました。このブログでは、専門家としてではなく、実際に迷いながら進んできた父親として書いています。

この記事でわかること

  • パパが送迎・面談に関わることで得られること
  • 「両親が同じ理解で接する」ことの大切さ
  • 仕事との調整の正直なところ

我が家の関わり方——ほぼ毎回送迎・面談に参加

我が家では、療育の送迎はほぼ毎回私が担当しています。面談にもほぼ毎回参加しています。会社員として働きながらなので調整が必要な場面もありますが、できる限り関わるようにしてきました。

療育に通い始めた当初から「できるだけ父親としても関わりたい」という気持ちがあって、そのまま続けてきた形です。

関わってみて感じたメリット

① 子どもの様子を自分の目で確認できる

お迎えのときに先生から一言報告をもらえるのですが、それを自分の耳で直接聞けることが大きかったです。「今日はこういうことができていました」という話を奥さんから伝え聞くのと、自分で聞くのでは、受け取り方が全然違います。

子どもが療育でどんな様子で過ごしているか、どんな課題に取り組んでいるかを自分の目と耳で確認できると、家での関わり方にも自然とつながってきます。

② 先生と直接話せて、関わり方のヒントをもらえた

面談に参加することで、先生から直接アドバイスをもらえます。「目線を合わせてから話す」「できたことをその場で褒める」——こういった具体的な関わり方を、父親として直接受け取れたことが大きかったです。

人づてで「先生がこう言ってたよ」と聞くより、自分で聞いた言葉の方が実践しやすいと感じています。

③ 奥さんと情報を共有しやすくなった

送迎や面談に参加していると、奥さんと「今日の先生の話によると……」という会話ができます。同じ情報を同じタイミングで受け取っているので、子どもへの対応を夫婦で揃えやすくなりました。

以前、専門医の診断を夫婦で一緒に聞いたことで気持ちを共有できたと感じたことと、同じような感覚があります。同じ場で同じ言葉を受け取ることの意味は、思っていたより大きいと感じています。

④ 父親として支援に関われている実感

子どもの療育に父親として関わっているという実感は、思っていた以上に大切でした。「見守るだけ」ではなく「一緒にやっている」という感覚が、子どもへの関わりにも自然と出てくる気がしています。

手をつないで療育施設に向かって歩く親あざらしと子どもあざらし

一番大きかったこと——両親が同じ理解で接することができる

パパが関わることで一番良かったと感じていることは、両親が同じ理解で子どもに接することができるようになったことです。

子どもの特性や関わり方について、父親と母親が別々に理解していると、家の中で対応がバラバラになってしまうことがあります。「お母さんはこう言ったのに、お父さんは違うことを言う」という状況は、特性のある子どもにとっては特に混乱のもとになりやすいと感じています。

一緒に面談に参加して、同じ言葉を同じ文脈で受け取ることで、家での対応が自然と揃ってきました。「うちはこうしよう」を夫婦で共有できている安心感が、家の雰囲気にも影響していると感じています。

正直なところ——仕事との調整は大変だった

良かったことばかり書いてきましたが、仕事との調整が大変だったことも正直に書いておきます。

週3回の送迎と、定期的な面談をほぼ全参加するためには、仕事のスケジュール調整が欠かせませんでした。テレワークを活用したり、早退・遅刻をやりくりしたり——「毎回は難しい」という日もありました。

全部関わらなくてはいけないとは思っていません。できる範囲で関わるだけでも十分意味があると感じています。面談だけでも父親が参加するというだけで、夫婦の情報共有はずいぶん変わります。

先生と一緒に面談する親あざらしと奥さまあざらし

今の考え方

「療育はお母さんが連れて行くもの」というイメージがあるかもしれません。でも父親が関わることで、子どもへの理解が深まり、夫婦の対応が揃い、家の雰囲気が変わる——我が家ではそういう変化を感じてきました。

完璧に毎回参加しなくてもいいと思います。でも、できる範囲で関わることには、確実に意味があると感じています。

よくある質問

仕事があって送迎が難しい場合はどうすればいいですか?

我が家も毎回は難しい日がありました。送迎は難しくても、面談だけでも参加するというやり方もあります。施設によっては面談の時間を調整してもらえることもあるので、相談してみてください。

面談では何を聞けばいいですか?

「今の子どもの課題は何か」「家でできる関わり方はあるか」「最近できるようになったことは何か」——この3つを聞くだけでも、十分な情報が得られます。難しく考えず、気になることをそのまま聞いてみるのが一番です。

療育に通い始めたときのリアルな体験を知りたいです

最初の3ヶ月の体験や、子ども・親の変化についてはこちらの記事にまとめています。

療育に通い始めたときのリアル——最初の3ヶ月で感じたこと【父親の体験談】

まとめ

パパが療育の送迎・面談に関わることで、子どもの様子を自分の目で確認でき、先生から直接ヒントをもらえ、奥さんと情報を共有しやすくなりました。一番大きかったのは、両親が同じ理解で子どもに接することができるようになったことです。

仕事との調整は大変でも、できる範囲で関わることには確実に意味があると感じています。このブログを読んでいる父親の方に、少しでもヒントになれればうれしいです。

この記事を書いた人
あざらし先輩

30代後半・会社員パパ。ADHD/ASD特性を持つ5歳の子と奮闘中。専門医への相談・知能検査・週3の療育通所など、診断から支援まで経験してきた「ちょっと先を歩く先輩」として、同じ悩みを持つ親にリアルな情報を届けます。

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