療育に通い始めたときのリアル——最初の3ヶ月で感じたこと【父親の体験談】

療育施設に向かって元気よく歩く子どもあざらしと、見送る親あざらし 診断・相談・療育

「これ、本当に意味があるのかな……」

療育に通い始めて最初の3ヶ月、正直そう思っていました。子どもは楽しそうに通っているのに、家での様子はあまり変わらない気がする。成果が見えなくて、このまま続けていいのか不安になっていた時期がありました。

この記事では、療育に通い始めたころのリアルな体験を、父親目線で正直に書いています。

私について

ADHD/ASDと診断された5歳の子どもを育てている父親です。専門医への相談、田中ビネー知能検査、週3回の民間療育への通所など、いろいろな経験をしてきました。このブログでは、専門家としてではなく、実際に迷いながら進んできた父親として書いています。

この記事でわかること

  • 療育に通い始めたころのリアルな様子
  • 最初の3ヶ月で感じた不安と、それでも続けた理由
  • 先生との面談で気づいたこと

最初は週1回から始まった

通い始めは週1回からのスタートでした。受給者証の支給量や施設との調整もあり、いきなり週3回ではなく、まずは週1回で様子を見ることになりました。

子どもは初日から楽しそうに通ってくれました。「行きたくない」と泣かれたらどうしようと内心ドキドキしていたのですが、その心配は杞憂でした。帰ってきたときの表情が明るくて、「あ、合ってたのかも」と少しほっとしたのを覚えています。

ただ、親の方は大変でした。仕事のスケジュールを調整しながら送迎をする——週1回でも、タイミングによってはかなりタイトで、最初のうちは時間のやりくりに苦労しました。

最初の3ヶ月:成果が見えなくて不安だった

子どもが楽しそうに通っているのは分かる。でも、家での様子を見ていても、何かが変わったという実感がなかなか持てませんでした。

「癇癪の回数が減った気がする」「切り替えが少し早くなった」——そういった変化を期待していたのですが、最初の3ヶ月は正直よく分かりませんでした。「このまま続けていていいのかな」と思いながら送り出していた時期が、確かにありました。

療育は短期間で劇的に変わるものではないと頭では分かっていても、やはり「成果」を求めてしまう自分がいました。

先生との面談が、親の支えになった

療育施設では定期的に先生との面談があります。これが、通い続ける上でとても大切な時間になりました。

家では見えない「施設での子どもの様子」を教えてもらえるのが、純粋にうれしかったです。「今日はこんなことができていました」「こういう場面で少し落ち着けていましたよ」——そういった話を聞くたびに、「見えていないだけで、少しずつ積み重なっているんだ」と感じることができました。

親が毎日子どもと向き合っていると、変化に気づきにくくなることがあります。第三者である先生の目を通して子どもを見てもらえることの価値を、面談のたびに実感しました。

先生と穏やかに面談する親あざらし、後ろで楽しそうに遊ぶ子どもあざらし

それでも通い続けた理由——子どもが楽しそうだから

成果が見えない不安はありました。送迎の大変さもありました。それでも続けることができたのは、子どもが毎回楽しそうに通っていたから、これに尽きます。

帰ってきたときの「今日ね、こんなことしたよ!」という顔を見るたびに、「これでいいんだ」と思えました。親が見えている「成果」よりも、子ども自身が安心して楽しめる場所があること——それ自体が、もうすでに意味のあることだったのかもしれないと、今は感じています。

今の考え方

最初の3ヶ月は、親の方が不安で揺れていた時期だったと思います。でも続けていくうちに、少しずつ「あ、変わってきたな」と感じる場面が増えていきました。

療育は、すぐに結果が出るものではありません。でも、子どもが安心して通える場所があるということが、長い目で見てとても大切だと今は感じています。焦らず、子どものペースを信じて続けることが、一番の近道だったと思っています。

よくある質問

療育の効果はいつごろから感じられますか?

個人差が大きく、一概には言えません。我が家の場合、「変わってきたな」と感じ始めたのは通い始めて半年ほど経ったころでした。最初の数ヶ月は変化が見えにくいことも多いですが、子どもが楽しそうに通えているなら、それ自体を大切にしてほしいと思います。

送迎が大変で続けられるか不安です

我が家でも最初は大変でした。仕事との調整は正直しんどいこともあります。施設によっては送迎サービスがある場合もあるので、困ったときは施設のスタッフに相談してみてください。

療育施設の選び方について知りたいです

公的療育と民間療育の違い、施設を選ぶときのポイントについてはこちらの記事にまとめています。

療育の選び方——公的と民間の違いと、我が家が民間週3通所を選んだ理由

就学準備で家庭学習が気になっている方は、我が家が実際に教材を調べた記録もまとめています。
ADHD/ASDの子どもの就学準備——家庭学習、何から始める?

まとめ

療育に通い始めた最初の3ヶ月は、成果が見えず不安な時期でもありました。でも子どもが楽しそうに通い続け、先生との面談で少しずつ子どもの変化を教えてもらえることで、続けることができました。

すぐに変わらなくても大丈夫です。子どもが安心できる場所を見つけられたなら、それがもうスタートです。同じように悩んでいる方の、少しでもヒントになればうれしいです。

この記事を書いた人
あざらし先輩

30代後半・会社員パパ。ADHD/ASD特性を持つ5歳の子と奮闘中。専門医への相談・知能検査・週3の療育通所など、診断から支援まで経験してきた「ちょっと先を歩く先輩」として、同じ悩みを持つ親にリアルな情報を届けます。

あざらし先輩をフォローする
診断・相談・療育
あざらし先輩をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました