「保育園に、このことを伝えるべきだろうか……」
3歳児健診をきっかけに発達について相談を始めてから、保育園にどう伝えるかをしばらく迷っていました。言い出しにくい気持ちがあったのも正直なところです。
でも実際に担任の先生に話してみると、先生はきちんと理解して対応してくれました。今は、早めに伝えて良かったと思っています。
この記事では、保育園に発達のことを伝えたタイミングと伝え方、その後どうなったかを、父親の体験として正直に書いています。
私について
ADHD/ASDと診断された5歳の子どもを育てている父親です。専門医への相談、田中ビネー知能検査、週3回の民間療育への通所など、いろいろな経験をしてきました。このブログでは、専門家としてではなく、実際に迷いながら進んできた父親として書いています。
この記事でわかること
- 保育園に発達のことを伝えたタイミング
- どんなふうに伝えたか
- 伝えた後に変わったこと・感じたこと
伝えたタイミング——3歳児健診の後
我が家が保育園に発達のことを伝えたのは、3歳児健診をきっかけに区の相談窓口につながった後のタイミングでした。
健診で「相談してみましょう」という流れになり、親の中でも「やっぱりそうかもしれない」という気持ちが固まってきた頃です。「保育園でも同じような困りごとが起きているかもしれない。先生に知っておいてもらった方がいいのでは」と思ったのが、話そうと決めたきっかけでした。
3歳児健診から相談につながるまでの流れについては、こちらの記事に書いています。
→ 子どもの発達が気になったらどうする?最初の相談先と父親の体験談
少し言い出しにくかった——正直な気持ち
伝えることを決めるまでに、少し時間がかかりました。
「伝えることで、子どもへの見方が変わってしまわないか」「余計な心配をかけてしまわないか」——そういった気持ちが、言い出しにくさにつながっていたと思います。
また、当時はまだ診断名が出ていない段階だったこともあり、「どう説明すればいいのか」という迷いもありました。「発達に特性がありそうで、今相談中です」という伝え方で合っているのかどうか、不安がありました。

どうやって伝えたか——担任の先生に直接話した
お迎えのタイミングで、担任の先生に直接話しました。「少し相談があるのですが」と声をかけて、その場で話を切り出したのを覚えています。
伝えた内容は大きく3つでした。
ひとつ目は、子どもの様子——家で気になっている行動や、日常でよく起きていること。ふたつ目は、今の状況——3歳児健診をきっかけに区の相談窓口に相談していること。みっつ目は、お願い——園でも何か気になることがあれば教えてほしい、ということ。
診断名があったわけでもなく、まとまった資料を用意したわけでもありません。でも「正直に話す」ことを意識して、その場で言葉にしました。
伝えた後——先生が理解して動いてくれた
話してみると、先生はとても丁寧に受け止めてくれました。「実は園でも気になっていた場面がありました」と教えてくれて、こちらが把握していなかった様子を知ることができました。
その後、担任の先生が子どもへの関わり方を少し変えてくれたり、気になることがあれば連絡してくれるようになったりと、連携がとりやすくなりました。
「伝えることで先生の見方が変わってしまうのでは」と心配していましたが、実際にはむしろ先生が子どもをより丁寧に見てくれるようになったと感じています。情報を共有したことで、園での対応が変わったのだと思っています。

今の考え方——早めに伝えて良かった
今振り返ると、早めに伝えて良かったと思っています。
子どもが園で過ごす時間は長い。その時間の中で、先生が子どもの特性を知っているかどうかは、日々の関わり方に大きく影響します。言い出しにくい気持ちはあっても、子どものために伝えることの方が大切だと、今は感じています。
完璧な伝え方でなくてもいいと思います。「気になっていることがあって」「今こういう状況で」という素直な言葉で十分だと、我が家の経験からは感じています。
よくある質問
診断名がなくても保育園に伝えていいですか?
我が家も診断名が出る前に伝えました。「今相談中です」「気になっていることがあります」という段階でも十分伝わります。診断名が出るのを待つより、早めに共有した方が連携しやすくなると感じています。
どのタイミングで伝えるのがいいですか?
「伝えようかな」と思ったときが、だいたいちょうどいいタイミングだと思っています。迷っている間も、子どもは毎日園で過ごしています。早めに伝えることで、先生と一緒に考えられることが増えます。
保育園との連携で気をつけることはありますか?
「お願いする」というより「一緒に考える」スタンスで話すのが良いと感じています。園での様子を教えてもらいながら、家での様子と合わせて共有する——双方向の情報共有を意識すると、連携がうまくいきやすいと思っています。
まとめ
少し言い出しにくかったけれど、担任の先生に直接話してみたら、丁寧に受け止めてもらえました。伝えたことで先生との連携がとりやすくなり、子どもへの対応も変わっていきました。
診断名がなくても、完璧な言葉でなくても大丈夫です。「気になっていることがある」という正直な気持ちを伝えるだけで、動き出せることがあります。同じように迷っている方の、少しでもヒントになればうれしいです。


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