療育の効果って実際どう?1年通ってみて感じたこと【父親の体験談】

小集団で他の子どもたちと楽しそうに活動する子どもあざらし 診断・相談・療育

「1年通って、何か変わったの?」

療育を始めて1年が経ちました。正直に言うと、子どもが劇的に変わったわけではありません。でも、確実に変わったことがあると感じています。

子どもの変化もありました。でも一番大きかったのは、子どもを理解することで、親である自分の関わり方が変わったことでした。

この記事では、療育に1年通って感じてきた変化と、続けて良かったと思う理由を正直に書いています。

私について

ADHD/ASDと診断された5歳の子どもを育てている父親です。専門医への相談、田中ビネー知能検査、週3回の民間療育への通所など、いろいろな経験をしてきました。このブログでは、専門家としてではなく、実際に迷いながら進んできた父親として書いています。

この記事でわかること

  • 療育に1年通って実感した子どもの変化
  • 親自身の変化——関わり方が変わって怒る回数が減った
  • 就学に向けての不安と、今の気持ち

1年で感じた子どもの変化

切り替えが少しスムーズになった

以前は遊びの終わりや場所の移動で大きく崩れることが多かったのですが、1年経って少しずつスムーズになってきた場面が増えました。完全になくなったわけではありませんが、「あ、今日は切り替えられたな」という瞬間が増えてきたのを感じています。

待てる場面が増えた

以前は順番を待つことが難しかった場面でも、少しずつ待てるようになってきました。「あと〇回ね」と伝えると、以前より受け入れられることが増えた気がしています。

小集団での協調性が少し向上した

療育の小集団活動を通じて、他の子と一緒に何かをするときの様子が少し変わってきました。ルールのある遊びに参加できる場面が増えて、先生から「こういうところが成長していますよ」と教えてもらえることが増えました。

一番大きな変化は「親が変わった」こと

子どもの変化もうれしかったのですが、振り返ってみると一番大きかったのは親である自分の関わり方が変わったことです。

療育の先生との面談や日々の報告を通じて、「この子はこういうときにこう感じている」「こういうアプローチが届きやすい」ということが少しずつ分かってきました。子どもを理解できてきたことで、こちらの対応が変わり、怒る回数が減りました

以前は「なんでまた同じことを」とイライラしていた場面が、「ああ、こういう特性だからか」と受け取れるようになってきた。その変化が、家の中の雰囲気を一番変えたと感じています。

療育を通じて親が学ぶことについては、こちらの記事にも詳しく書いています。

療育でどんなことをしているの?週3通所の父親が気づいた「親が変わる」という話

子どものペースで成長していることを受け入れられた

療育を続ける中でもう一つ変わったのは、子どものペースで成長していることを受け入れられるようになってきたことです。

最初の頃は「もっと早く変わってほしい」「他の子と比べてしまう」という気持ちがありました。でも1年続けてみると、少しずつでも確実に積み重なっているものがあると実感できるようになりました。

この子にはこの子のペースがある——そう思えるようになってから、親の気持ちも少し楽になりました。

正直、就学に向けて不安なこともある

1年通って良かったと感じる一方で、就学に向けての不安がないといえば嘘になります

小学校という新しい環境で、今できていることが続けられるか。集団の中でやっていけるか。支援の体制はどうなるか——そういったことを考えると、今も不安を感じることはあります。

でも、今の自分にできることは「今日のこの子と向き合うこと」だと思っています。先のことを心配しすぎるより、今日の積み重ねを信じる方が、親子ともに前に進める気がしています。

手をつないで前を向く親あざらしと子どもあざらし

今の考え方

療育の「効果」を数字で示すことは難しいです。でも我が家にとっては、子どもが変わっただけでなく、親が変わった——それが療育を続けてきた一番の収穫でした。

子どもを理解することで、関わり方が変わる。関わり方が変わると、日々の困りごとが少し減る。その積み重ねが、家の中の雰囲気を少しずつ変えてきた気がしています。完璧じゃなくていい。今日も一緒に続けていきます。

よくある質問

療育の効果はいつごろから出てきましたか?

我が家では「変わってきたな」と実感し始めたのは、通い始めて半年ほど経ったころでした。最初の数ヶ月は変化が見えにくく不安になることもありましたが、続けることで少しずつ積み重なっていきました。

療育をやめるタイミングはどう判断すればいいですか?

我が家ではまだ通い続けているため、やめるタイミングについてはまだ考えていません。就学のタイミングで放課後等デイサービスへの移行など、支援の形が変わることは見据えています。療育の先生と相談しながら進めていく予定です。

療育の選び方を知りたいです

施設選びのポイントや公的・民間の違いについてはこちらの記事を参考にどうぞ。

療育の選び方——公的と民間の違いと、我が家が民間週3通所を選んだ理由

療育で少しずつ力がついてきた今、家庭での学習習慣も考え始めています。タブレット1台で学習が完結するスマイルゼミは、就学前のこの時期に気になっているサービスのひとつです。発達特性のある子どもにも使いやすいという声も見かけます。気になる方は公式サイトで詳細を確認してみてください。

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まとめ

療育に1年通って感じた一番の変化は、子どもだけでなく親が変わったことでした。切り替えや待てる場面が増え、小集団での協調性も少し向上しました。でも何より、子どもを理解できたことで関わり方が変わり、怒る回数が減った——それが家の中を一番変えた変化です。

就学に向けて不安がないわけではありませんが、今日の積み重ねを信じながら続けています。同じように悩んでいる方の、少しでもヒントになればうれしいです。

この記事を書いた人
あざらし先輩

30代後半・会社員パパ。ADHD/ASD特性を持つ5歳の子と奮闘中。専門医への相談・知能検査・週3の療育通所など、診断から支援まで経験してきた「ちょっと先を歩く先輩」として、同じ悩みを持つ親にリアルな情報を届けます。

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