セカンドオピニオンは必要?受診後に父親が考えたこと【ADHD/ASD】

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「セカンドオピニオンって、受けた方がいいの?」

子どもの診断を受けた後、こういった疑問を持つ方は少なくないと思います。我が家では結論としてセカンドオピニオンは受けませんでした。診断内容に納得できたことと、診断名よりも支援の内容の方が大事だと感じたことが理由です。

この記事では、セカンドオピニオンについて父親として考えたことを正直に書いています。受けるべきかどうかに迷っている方のヒントになれば。

私について

ADHD/ASDと診断された5歳の子どもを育てている父親です。専門医への相談、田中ビネー知能検査、週3回の民間療育への通所など、いろいろな経験をしてきました。このブログでは、専門家としてではなく、実際に迷いながら進んできた父親として書いています。

この記事でわかること

  • セカンドオピニオンとは何か
  • 我が家が受けなかった理由
  • セカンドオピニオンが必要なケースとは

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは、最初に診断を受けた医師とは別の専門医に、同じ状況について意見を聞くことです。「本当にこの診断で合っているのか」「他に見落としはないか」を確認する目的で受けることが多いです。

医療全般において、特に重篤な診断を受けたときや、治療方針に迷いがあるときに活用されます。発達障害の診断においても、「診断に納得できない」「別の意見を聞いてみたい」という場合に受けることがあります。

我が家が受けなかった理由

① 診断内容に納得できた

専門医から診断の説明を受けたとき、「そうか、そういうことか」という納得感がありました。これまで感じてきた子どもの様子と、診断の内容が自然につながった感覚があって、「この診断は間違っているかもしれない」という気持ちになりませんでした。

診断名をもらったときの気持ちについては、こちらの記事に詳しく書いています。

診断名をもらったとき、父親はどう感じたか【ADHD/ASD・正直な話】

② 診断名より支援の内容の方が大事だと思った

診断を受けた後、「別の医師に診てもらったら診断名が変わるかもしれない」という考えが頭をよぎったことはありました。でもそのとき感じたのは、診断名が変わったとしても、今やるべき支援はそんなに変わらないのではないかということでした。

「ADHD/ASD」という診断名よりも、「この子の今の困りごとに対してどんな支援ができるか」の方が、日々の生活には直結していると感じました。療育に通い、先生と連携し、家での関わり方を変えていく——その方向性は、診断名が何であれ変わらないと思ったのです。

セカンドオピニオンが必要なケースとは

我が家は受けませんでしたが、セカンドオピニオンが有効な場面はあると思っています。

診断内容に納得できない場合——「この診断は違う気がする」という気持ちが残っている場合は、別の専門医に話を聞いてみることで、モヤモヤが解消されることがあります。

診断がなかなかつかない場合——「グレーゾーンと言われ続けているけど、もっとはっきり知りたい」という場合も、別の専門医に相談することで新たな視点が得られることがあります。

支援の方向性に迷いがある場合——「今の療育や支援で合っているのか分からない」という場合は、別の専門家の意見を聞くことで選択肢が広がることがあります。

ただし、専門医の予約が取りにくい現状では、セカンドオピニオンのために別の医療機関を探すこと自体に時間がかかることも頭に置いておく必要があります。専門医受診の待機事情についてはこちらにも書いています。

専門医の予約から診断まで——どのくらい時間がかかった?【父親の体験談】

今の考え方

セカンドオピニオンを受けるかどうかは、「今の診断に納得できているか」「支援の方向性に迷いがあるか」という自分の気持ちに正直になることが大切だと思っています。

我が家は受けなかったけれど、それが全員に当てはまるわけではありません。親が納得して子どもの支援に向き合えることが一番大切で、そのためにセカンドオピニオンが必要だと感じるなら、受ける価値は十分あると思っています。

診断名より大切なのは、目の前の子どもへの関わりです。それだけは、どんな状況でも変わらないと感じています。

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よくある質問

セカンドオピニオンを受けたいときはどうすればいいですか?

かかりつけの専門医に「別の先生にも意見を聞きたい」と伝えるか、直接別の医療機関に連絡する方法があります。紹介状があると受診しやすい場合もあります。専門医の探し方については相談窓口に聞いてみるのが確実です。

セカンドオピニオンで診断が変わることはありますか?

あります。特に発達障害の診断はグレーゾーンの判断が難しく、専門医によって見解が異なることがあります。ただし、診断名より支援の内容の方が日常生活には影響するため、「診断名を確定させること」より「適切な支援につながること」を目的にした方が迷いが減ると感じています。

診断に納得できない場合はどうすればいいですか?

まず担当の専門医に「もう少し詳しく教えてほしい」と聞いてみるのが最初の一歩だと思います。それでも納得できなければ、セカンドオピニオンを検討するのが自然な流れだと思います。

まとめ

我が家はセカンドオピニオンを受けませんでした。診断内容に納得できたこと、診断名より支援の内容の方が大事だと思ったことが理由です。

一方で、診断に納得できない場合や支援の方向性に迷いがある場合は、受ける価値は十分あると思っています。親が納得して子どもの支援に向き合えることが一番大切——どんな結論であれ、その軸だけはぶれなければいいと感じています。

同じように迷っている方の、少しでもヒントになればうれしいです。

この記事を書いた人
あざらし先輩

30代後半・会社員パパ。ADHD/ASD特性を持つ5歳の子と奮闘中。専門医への相談・知能検査・週3の療育通所など、診断から支援まで経験してきた「ちょっと先を歩く先輩」として、同じ悩みを持つ親にリアルな情報を届けます。

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