お風呂の前の切り替えが難しいときに父親が意識していること【ADHD体験談】

日常の工夫・接し方

お風呂の前の切り替えは、今でもうまくいかない日があります。

特に、テレビや遊びのあとだと、そのまま気持ちが続いてしまって動きにくくなることがあります。

我が家では、声をかけると返事はするけれど動かない、という状態になることがよくありました。元気なときは、そのままふざけてしまうこともあります。

さらに、眠いときは明らかに動くのが億劫そうで、普段よりも切り替えが難しくなる印象があります。

私はADHD/ASDと診断された5歳の子を育てている父親・あざらし先輩です。専門医への相談、田中ビネー知能検査、週3回の療育通所を経験してきた立場から、今回はお風呂の前の切り替えについて体験ベースでまとめます。

これまでの記事で、家での切り替えの難しさや、朝の支度について書いてきましたが、お風呂も同じように「切り替え」がポイントになる場面だと感じています。

また、「もしかして発達特性かも?」と感じている方は、ADHDチェックツールも参考になると思います。

この記事でわかること

  • お風呂前に動けなくなるときの子どもの様子
  • 眠いときに切り替えが難しくなる理由
  • 少しマシだった声かけ
  • 逆にうまくいかなかった対応

お風呂の前に動けなくなるのは「気持ちが切り替わっていない」状態だった

お風呂の前に動けなくなるとき、最初は「聞いているなら動いてほしい」と思っていました。

でも今振り返ると、あのときは「動きたくない」というより、「まだ気持ちがそこにない」状態だったのかなと思います。

特にテレビや遊びのあとだと、そのまま気持ちが続いてしまって、お風呂に意識を向けること自体が難しくなっている感じがありました。

発達特性を持つ子どもの切り替えの難しさについては、国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害情報・支援センターにも参考になる情報があります。

眠いときは、さらに動けなくなりやすいと感じている

もう一つ大きいのが、眠さです。

眠そうな日は、普段ならできることでも急に難しくなることがあります。

お風呂に入るという行動自体が面倒に感じているのか、声をかけても返事だけして動かない、という状態になりやすいです。

今では、「今日は眠そうだな」と思った日は、早めに動くか、少し余裕を持って声をかけるようにしています。

少しマシだったのは「次に楽しいことを伝える」ことだった

我が家でいちばん効果を感じたのは、「お風呂での楽しみ」を先に伝えることでした。

たとえば、「今日はバスボールあるよ」「お風呂で遊ぼうか」と声をかけると、さっきまで動かなかったのに、すっと動くことがあります。

ただ終わらせるのではなく、「次に楽しみがある」という流れを作ることで、気持ちの切り替えがしやすくなるのだと思います。

これは朝の支度でも意識していることと同じで、切り替えが難しい場面全般に使いやすい考え方だと感じています。

逆にうまくいかなかったのは、怒る・急かす・急に終わらせることだった

これはかなりはっきりしていて、怒る・急かす・急に終わらせる、はほとんどうまくいきませんでした。

「早くして」「もう終わり」と急に言ってしまうと、その場では動くこともありますが、結果的に空気が悪くなったり、余計にこじれたりすることが多かったです。

特に、眠いときや疲れているときは、さらに悪循環になりやすいと感じています。

今は「切り替えに時間がかかるもの」と思えるようになってきた

昔は、なぜこんなに動かないのかと悩むこともありました。

でも今は、「切り替えに時間がかかるタイプなんだろうな」と思えるようになってきました。

そう思えるようになってからは、無理に動かそうとするより、どうしたら動きやすくなるかを考えるようになりました。

実際、昔に比べるとかなりよくなってきています。それでも難しい日はありますが、その日の状態を見ながら対応することが大事だと感じています。

よくある疑問

お風呂に入るのを嫌がるのは普通?

我が家ではよくありました。特に遊びの途中や眠いときは、切り替えが難しくなることが多かったです。「嫌い」というより「気持ちがまだそこにない」状態のことが多いと感じています。

毎回うまくいく方法はある?

正直、毎回うまくいく方法はありません。ただ、「次の楽しみを伝える」「急に終わらせない」だけでもかなり違うと感じています。

怒ってしまったときはどうすればいい?

私も何度もあります。あとから振り返ると、やはりうまくいきにくかったと感じることが多いです。完璧にやり直すというより、次の場面で少し意識するほうが続けやすいと思います。

まとめ

お風呂の前の切り替えは、今でも難しい日があります。

特に、テレビや遊びのあとや、眠いときは動きにくくなりやすいです。

我が家では、「次に楽しいことを伝える」ことで少しマシになることがありました。逆に、怒る・急かす・急に終わらせるはうまくいきませんでした。

今は、切り替えに時間がかかるものだと思いながら、その日の状態に合わせて少しずつ対応しています。

この記事を書いた人
あざらし先輩

30代後半・会社員パパ。ADHD/ASD特性を持つ5歳の子と奮闘中。専門医への相談・知能検査・週3の療育通所など、診断から支援まで経験してきた「ちょっと先を歩く先輩」として、同じ悩みを持つ親にリアルな情報を届けます。

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