朝の支度がうまくいかないときに父親が意識していること【ADHD体験談】

日常の工夫・接し方

朝の支度は、今でこそだいぶ落ち着いてきましたが、やっぱりうまくいかない日もあります。

特に小さいころは、1歳〜3歳ごろはかなり大変でした。

最近は昔に比べるとかなりよくなりましたが、それでも「今日はちょっと難しいな」と感じる日はあります。

我が家では今でも、保育園に行く前に「行きたくない!今日は休み!」と言うことがあります。ただ、実際に行ってしまえば楽しそうにしているので、朝の切り替えの部分が難しいのだと感じています。

私はADHD/ASDと診断された5歳の子を育てている父親・あざらし先輩です。専門医への相談、田中ビネー知能検査、週3回の療育通所を経験してきた立場から、今回は朝の支度で意識していることを体験ベースでまとめます。

前回の記事では、家での切り替えが難しいときの対応について書きました。今回の朝の支度も、切り替えの延長にある話だと感じています。

また、「もしかして発達特性かも?」と感じている方は、ADHDチェックツールも参考になると思います。

この記事でわかること

  • 朝の支度でうまくいかないときの子どもの様子
  • 「行きたくない」と言うときの見方
  • 少しマシだった声かけ
  • 逆にうまくいかなかった対応
  • 夫婦での自然な役割分担

朝の支度でいちばん難しいのは「最初の切り替え」だった

今振り返ると、朝の支度でいちばん難しかったのは、最初の動き出しだったと思います。

ごはんや着替えそのものよりも、「始めるまで」が大変でした。

特にテレビや遊びのあとだと、そのまま気持ちが続いてしまって、こちらの声が入りにくいことがあります。

最近はだいぶよくなってきましたが、それでも日によっては「聞こえていない感じになる → 返事はするけど動かない → だらだら続く」という流れになることがあります。

親としてはつい「早くしてほしい」と思ってしまいますが、今はこれは単純なやる気の問題ではなく、切り替えの難しさなんだろうなと思うようになりました。

発達特性を持つ子どもの見通しの重要性については、国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害情報・支援センターにも参考になる情報があります。

「保育園行きたくない」と言う日は、よくあることだった

朝の支度でよくあるのが、「保育園行きたくない」「今日は休みたい」と言う場面です。

ただ、実際に行ってしまうと楽しそうに過ごしていることが多いので、本当に嫌というよりは、切り替えの難しさや気分の問題が大きいのかなと感じています。

なので我が家では、この言葉をそのまま受け止めつつも、「行きたくない=問題がある」とは考えすぎないようにしています。

少しマシだったのは「先に流れを伝えること」だった

最初に見通しを伝えておくと動きやすいことがある

朝の支度でいちばん効果を感じたのは、やはり先に流れを伝えることでした。

「このあとごはん食べて、そのあと着替えて、保育園行こうね」と最初に伝えておくだけでも、そのあとの声かけが入りやすくなる感じがあります。

何も言わずに進めるよりも、見通しがあるほうが動きやすいのだと思います。

目線を合わせて話すと、少し伝わりやすくなる

もう一つ意識しているのは、目線を合わせることです。

立ったまま声をかけるよりも、しゃがんで目を見て話すほうが、少し伝わりやすいと感じています。

特に朝はバタバタしやすいですが、この一手間で変わることがあるので意識しています。

逆にうまくいかなかったのは、急かす・怒る・一気に言うことだった

これはかなり反省している部分ですが、急かしたり怒ったりするのはほとんどうまくいきませんでした。

「早くして」「何回言ってるの」と強く言ってしまうと、その場では動くこともありますが、結果的に空気が悪くなったり、余計にこじれたりすることが多かったです。

また、一気にいろいろ言ってしまうのもよくなかったです。子どもも自分なりのペースや流れがある中で、大人の都合を一気に押し付けてしまっていたのかもしれません。

あとから振り返って、「ちょっとかわいそうなことしたな」と思うこともありました。

夫婦で自然に役割が分かれていると、朝が回りやすくなる

我が家では、特に細かく決めているわけではないのですが、自然と役割が分かれています。

妻アザラシが全体の流れを見て、私はその中で声かけをする、という形になることが多いです。

どちらか一人で全部やろうとすると大変ですが、二人で分担できるとかなりラクになります。逆に、どちらかがイライラしていると、うまく回らなくなることもあるので、親の余裕も大事だと感じています。

よくある疑問

朝の支度は、年齢とともに少しよくなっていく?

我が家では、昔に比べるとかなりよくなりました。ただ、その日のコンディションによって難しい日もあります。完全になくなるわけではないですが、少しずつやりやすくなっていく実感はあります。

「保育園行きたくない」は、毎回真剣に対応したほうがいい?

我が家では、まず受け止めつつも、「行ってしまえば楽しそうにしている」ことが多いので、切り替えの難しさとして見るようにしています。毎回深刻に受け止めるより、「今日もそういう日だな」と少し構えておくほうがラクなこともあります。

朝に怒ってしまったとき、あとからフォローは必要?

私も怒ってしまったことは何度もあります。あとから振り返ると「ちょっとかわいそうだったな」と思うこともありますが、その日のうちに少し穏やかに接することができれば、それで十分だと感じています。完璧にやり直そうとするより、次の場面で少し意識するほうが続けやすいです。

まとめ

朝の支度は、昔に比べるとかなりよくなりましたが、それでも難しい日はあります。

特に最初の切り替えは今でもポイントで、「保育園行きたくない」と言う日もあります。

我が家では、先に流れを伝えること、目線を合わせることを意識しています。逆に、急かす・怒る・一気に言うことはあまりうまくいきませんでした。

夫婦で自然に役割が分かれていることも、朝を回すうえで大きかったと思います。

毎日完璧にいくわけではありませんが、その日の状態を見ながら、少しずつやりやすい形を見つけていきたいと思っています。

この記事を書いた人
あざらし先輩

30代後半・会社員パパ。ADHD/ASD特性を持つ5歳の子と奮闘中。専門医への相談・知能検査・週3の療育通所など、診断から支援まで経験してきた「ちょっと先を歩く先輩」として、同じ悩みを持つ親にリアルな情報を届けます。

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