療育でどんなことをしているの?週3通所の父親が気づいた「親が変わる」という話

先生と1対1で楽しそうに活動する子どもあざらし 診断・相談・療育

「療育って、子どもに何をしてもらうところなんだろう」

通い始める前、正直よく分かっていませんでした。週3回通い続けて気づいたのは、療育は子どもだけが変わる場所ではないということです。親自身の関わり方が変わった——それが、我が家にとっての一番大きな変化でした。

この記事では、療育でどんなことをしているのか、そして通い続けて感じてきたことを、父親目線で書いています。

私について

ADHD/ASDと診断された5歳の子どもを育てている父親です。専門医への相談、田中ビネー知能検査、週3回の民間療育への通所など、いろいろな経験をしてきました。このブログでは、専門家としてではなく、実際に迷いながら進んできた父親として書いています。

この記事でわかること

  • 療育でどんな内容をやっているか(我が家の場合)
  • 療育の内容を親がどうやって把握しているか
  • 通い続けて感じた変化——子どもより親が変わった話

療育でやっていること——我が家の場合

我が家が通っている民間療育では、大きく分けて個別療育と小集団療育の2つの形で支援を受けています。

個別療育(先生と1対1)

先生と子どもが1対1で向き合う時間です。言語・コミュニケーションの練習や、学習・認知のトレーニングなどを、その子のペースに合わせて進めてもらっています。集団の中では見えにくい細かい部分を、丁寧に見てもらえるのがこの時間の良さだと感じています。

小集団療育(数人のグループ)

数人の子どもたちと一緒に活動する時間です。順番を待つ、ルールのある遊びをする、感情や社会性のトレーニングなど、実際の場面に近い状況での練習ができます。運動や身体を使う活動もここで行われていて、子どもが特に楽しそうにしている時間のひとつです。

療育の内容、親はどうやって把握している?

「中で何をしているか、親には分からないのでは?」と思う方もいるかもしれません。我が家では、いくつかの方法で内容を把握できています。

送迎のときに先生から一言報告をもらえる——お迎えに行ったとき、「今日はこんなことができていましたよ」と一言教えてもらえることが多いです。短い時間でも、今日の様子が分かるだけで安心感が違います。

定期面談で詳しく教えてもらえる——定期的に先生と面談する時間があります。ここでは子どもの現状や、今後のアプローチについてまとめて話してもらえます。親としての関わり方についても、具体的なアドバイスをもらえる大切な時間です。

見学できる機会があった——実際に療育の様子を見学できる機会もありました。我が子が先生とどう関わっているか、集団の中でどんな様子かを自分の目で確認できたのは、安心につながりました。

通い続けて感じた変化——子どもより親が変わった

療育に通い始めて、子どもの切り替えが以前より少しスムーズになってきたと感じています。でも正直、それよりも大きな変化は親である自分の関わり方が変わったことでした。

先生との面談や送迎時の報告の中で、少しずつ「こういうふうに関わると子どもは動きやすい」というヒントをもらってきました。具体的にいくつか挙げると——

目を見て、目線を合わせて話す——離れたところから声をかけるより、近づいて目線を合わせてから話すと、言葉が届きやすいと教えてもらいました。実践してみると、確かに反応が変わりました。

できたことを褒める——怒る回数を減らして、できたことをその場で言葉にして褒める。これを意識するようにしてから、子どもの表情が変わってきた気がします。

子どもが怒ったときの接し方——感情が爆発しているときは言葉が届かない。波が引くのを待ってから、落ち着いた状態で話す。このリズムが分かってから、親のイライラも少し減りました。

行動できたときにちゃんと話を聞く——指示に従えたとき、頑張れたとき、そこをしっかり認めて言葉にする。「当たり前」として流さないようにしています。

これらは、子どもへのアドバイスというより、親がどう動くかのヒントでした。療育は子どもが通う場所ですが、親も一緒に学ばせてもらっている感覚があります。

目線を合わせて穏やかに話す親あざらしと子どもあざらし

今の考え方

療育に通い始めるまでは「子どもを変えてもらいに行く場所」というイメージがありました。でも実際に通ってみると、親の関わり方が変わることで、家での日常も少しずつ変わっていくという構造だと感じています。

先生が子どもをよく見てくれていることが伝わってくるから、親も安心して任せられる。その安心感が、家でのイライラを減らすことにもつながっている気がしています。子どもだけでなく、親も支えてもらっている——それが療育の場だと今は感じています。

よくある質問

療育では具体的に何を練習するのですか?

施設によって異なりますが、言語・コミュニケーション、感情・社会性、運動、学習・認知など、その子の特性や課題に合わせたプログラムが組まれます。見学や体験入所で確認するのが一番確実です。

療育の内容は親に共有されますか?

施設によって異なりますが、送迎時の一言報告や定期面談、連絡帳などで共有してもらえることが多いです。施設選びの段階で「親への情報共有をどう行っているか」を確認しておくと安心です。

療育の選び方を知りたいです

公的療育と民間療育の違いや、施設を選ぶポイントについてはこちらの記事を参考にどうぞ。

療育の選び方——公的と民間の違いと、我が家が民間週3通所を選んだ理由

まとめ

療育では個別・小集団・運動・言語・感情など、幅広い内容で子どもをサポートしてもらっています。でも我が家にとって一番大きな変化は、先生からもらったヒントで親の関わり方が変わったことでした。

目線を合わせる、できたことを褒める、怒りの波が引くのを待つ——そういったことを意識するようになってから、家の中のイライラが少し減りました。療育は子どものための場所ですが、親も一緒に育ててもらえる場所だと感じています。

同じように悩んでいる方の、少しでもヒントになればうれしいです。

この記事を書いた人
あざらし先輩

30代後半・会社員パパ。ADHD/ASD特性を持つ5歳の子と奮闘中。専門医への相談・知能検査・週3の療育通所など、診断から支援まで経験してきた「ちょっと先を歩く先輩」として、同じ悩みを持つ親にリアルな情報を届けます。

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