視覚優位の子にお風呂ポスターが効いた話【ひらがな定着】

お風呂のポスターを指さして喜ぶアザラシの子どもと見守るパパのイラスト 日常の工夫・接し方

うちの子は視覚優位です。言葉で説明するより、目で見た方が断然理解が早い。それがわかったとき、「じゃあ環境を視覚で整えてしまおう」と思って試したのが、お風呂ポスターでした。

結果から言うと、ひらがなへの苦手意識が薄れて、自分からドリルをするようになりました。親としては正直驚いています。

うちの子の「視覚優位」に気づいたきっかけ

息子は現在5歳・年長。ADHD/ASD傾向があり、療育に週3回通っています。

療育の先生から「この子は視覚からの情報処理が得意です」と教えてもらったのが最初のきっかけでした。言葉だけの指示は通りにくいけど、絵や図を見せると理解が早い。言われてみれば思い当たることばかりでした。

発達特性の子の学習スタイルについては、国立障害者リハビリテーションセンターでも詳しく解説されています。視覚優位・聴覚優位などの特性に合わせた支援の重要性が書かれていて、参考になりました。

ひらがなをなかなか覚えない問題

5歳になってもひらがながなかなか定着しませんでした。少しは読めるのですが、覚えたかと思うと次の日には忘れていたり、特定の文字だけ認識が安定しなかったり。

本人にやる気がないわけじゃない。でも「練習しよう」と声をかけると嫌がる。苦手意識が芽生えていたんだと思います。

お風呂ポスターを試してみた

「視覚優位なら、目に入り続ける環境を作ればいいんじゃないか」と考えて購入したのが、ルーティン博士の学習塾のお風呂ポスターです。

ひらがな・カタカナ・アルファベット・あいうえお表がセットになっていて、防水仕様でお風呂に貼れます。B3サイズなので文字も大きくて見やすい。

購入してすぐお風呂に貼ったところ、2〜3週間で変化が出てきました。

「絵から文字へ」という自然な流れ

このポスターの良かった点は、文字と一緒に絵も描かれているところでした。

最初は絵を見て「あ、これ”さかな”だから”さ”か」という感じで推測していたようです。絵が手がかりになって、文字への抵抗感がなくなっていった。

2〜3週間経つと、絵がなくても文字だけで認識できる場面が増えてきました。「覚えなきゃ」と頑張っている感じじゃなくて、お風呂に入るたびに自然に目に入って、気づいたら覚えていた、という流れです。

部屋にも貼り足しました

効果を感じたので、同じシリーズを追加購入して子ども部屋にも貼りました。

お風呂だけだと入浴中しか目に入らない。部屋にも貼ることで、日常的に視覚に入る機会が増えました。療育でも「視覚支援は量より頻度」と教わっていたので、複数箇所に貼る作戦は理にかなっていると思っています。

うまくいかなかったこと

最初の1週間は完全に無視されていました(笑)。

貼ったことも気にしていないし、こちらが「ほら、あそこに貼ってあるよ」と誘導しても「ふーん」で終わり。効果が出るまで2〜3週間かかったので、即効性を期待すると拍子抜けするかもしれません。

また、ポスターだけで「書く」力がつくわけではないです。読み認識の入口として使うもので、書く練習は別途必要だと感じています。

今の考え方

視覚優位の子には「教える」より「環境に置く」方が効く場合があると、実感しています。

本人が頑張らなくても、目に入り続けることで自然に定着していく。苦手意識が薄れたことで、自分からひらがなドリルをやるようになりました。これは正直、予想以上の変化でした。

療育でもスケジュールボードや絵カードを活用していますが、家でも同じ方向で環境を整えていくことが大事だと思っています。ポスターはその入口として、コスパが高い選択肢だと感じています。

FAQ

何歳から使えますか?

商品の対象は幼稚園〜小学生です。うちは5歳から使い始めました。文字への興味が出てきた頃から貼っておくと自然に目に入ります。

発達特性がない子にも効果はありますか?

はい。視覚優位の傾向は発達特性の有無に関わらず見られます。「言葉で教えるより目で見た方が覚えやすい」タイプの子全般に合うと思います。

防水性はどうですか?

お風呂で毎日使っていますが、数ヶ月経っても問題なく使えています。端が少し反ることはありますが、実用上は気になりません。

部屋に貼る場合はどこがおすすめですか?

子どもがよく目にする場所がベストです。うちはデスク横の壁に貼っています。毎日自然に視界に入る場所を選ぶと意識せず覚えていきます。

まとめ

視覚優位の子がひらがなになかなか興味を持てないとき、「教える」アプローチより「環境に置く」アプローチの方が効果的でした。

お風呂ポスターは、毎日目に入るという点でその環境づくりにぴったりでした。絵が手がかりになって文字の抵抗感が下がり、気づいたら自分からドリルをするようになった。うちの子の場合はそういう流れでした。

効果が出るまで2〜3週間かかりますが、貼るだけで手間ゼロなのも続けやすいポイントです。視覚支援の入口として、試してみる価値はあると思います。

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この記事を書いた人
あざらし先輩

30代後半・会社員パパ。ADHD/ASD特性を持つ5歳の子と奮闘中。専門医への相談・知能検査・週3の療育通所など、診断から支援まで経験してきた「ちょっと先を歩く先輩」として、同じ悩みを持つ親にリアルな情報を届けます。

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