「民間の療育って、毎月いくらかかるんだろう……」
療育に通わせたいと思ったとき、費用のことが真っ先に気になりました。民間施設だから高いのでは、と思っていたのですが、実際に通い始めてみると、我が家の自己負担は毎月0円でした。
週1回から始まり、今は週3回通っています。それでも変わらず0円です。この仕組みを知る前は、こんなに負担が少なくなるとは思っていませんでした。
この記事では、民間療育の費用の仕組みと、我が家の実際の負担額について書いています。
私について
ADHD/ASDと診断された5歳の子どもを育てている父親です。専門医への相談、田中ビネー知能検査、週3回の民間療育への通所など、いろいろな経験をしてきました。このブログでは、専門家としてではなく、実際に迷いながら進んできた父親として書いています。
この記事でわかること
- 民間療育の費用の仕組み(3〜5歳は年収関係なく無償の理由)
- 我が家の実際の自己負担額
- 費用以外にかかるお金について
民間療育の費用の仕組み
民間の療育施設は、1回あたりの利用料が設定されています。ただし、受給者証を持っていると、利用料の9割が自治体に負担してもらえる仕組みになっています。自己負担は原則1割です。
さらに、世帯収入に応じて月額上限額が設定されています。どれだけ通っても、この上限額以上は自己負担が発生しない仕組みです。
世帯収入によって上限額は異なりますが、主な区分はこのようになっています。
- 市町村民税非課税世帯:0円
- 市町村民税課税世帯(年収おおむね890万円未満):4,600円
- 上記以上の世帯:37,200円
つまり、対象世帯であれば月に何日通っても自己負担の上限が決まっているため、通えば通うほどお得という構造になっています。

3〜5歳は年収関係なく無償——これは国の制度
実は、3歳から5歳の児童が児童発達支援を利用する場合の利用者負担は、年収に関係なく全員無償です。これは幼児教育・保育の無償化の一環として、令和元年10月から始まった国の制度です。東京都だけの話ではありません。
我が家の子どもは現在5歳。週1回から始めて今は週3回通っていますが、利用日数が増えても自己負担は変わらず0円のままです。
正直、療育を始める前は「民間施設だから毎月数万円かかるのでは」と思っていました。3〜5歳の無償化を知ったとき、もっと早く動けばよかったと感じたのが本音です。
なお、0〜2歳のお子さんの場合は世帯収入によって自己負担が発生することがあります(東京都在住の場合は都独自の無償化制度もあります)。詳しくはお住まいの自治体窓口に確認してみてください。
費用以外にかかるお金
療育の利用料自体は受給者証でまかなえますが、それ以外にかかる費用もあります。
送迎費用——施設によっては送迎サービスがある場合も。我が家は自分で送迎しているため送迎費用はかかっていませんが、車を使う場合はガソリン代などがかかります。
教材・活動費——施設によっては、活動で使う教材費などが別途かかる場合があります。事前に確認しておくと安心です。
利用料以外の費用については施設ごとに異なるので、見学や体験入所の際に確認しておくことをおすすめします。
受給者証の申請は早めに動くのが正解
受給者証の申請から発行まで、我が家の場合は1〜2ヶ月かかりました。費用面の心配が少ないと分かっていれば、もっと早く申請に動けたと思います。
「療育って高いんじゃないか」という不安で動き出せていない方がいれば、まず費用の仕組みを知るだけで、気持ちが変わるかもしれません。受給者証の申請の流れについてはこちらの記事にまとめています。
→ 児童発達支援とは?受給者証の申請から使い方まで【父親の体験談】

今の考え方
療育の費用について「高そう」というイメージで踏み出せない方は、ぜひ一度受給者証の仕組みと無償化の制度を調べてみてほしいと思います。3〜5歳であれば、年収に関わらず利用者負担は0円です。
費用の心配が減ると、療育を続けることへの迷いも減りました。子どもに合った支援を続けるためにも、使える制度はしっかり使っていくのが大切だと感じています。
よくある質問
受給者証がなくても療育に通えますか?
受給者証なしでも通える施設はありますが、その場合は全額自己負担になります。療育を継続的に利用するなら、受給者証を取得してから通う方が費用面で大きく異なります。
0〜2歳の場合の費用はどうなりますか?
0〜2歳は国の無償化の対象外のため、世帯収入に応じた自己負担が発生します。ただし東京都在住の場合は、都独自の制度により第2子以降や一定の条件で無償になるケースがあります。詳しくはお住まいの自治体に確認してみてください。
療育施設の選び方を知りたいです
公的療育と民間療育の違い、施設を選ぶポイントについてはこちらの記事を参考にどうぞ。
→ 療育の選び方——公的と民間の違いと、我が家が民間週3通所を選んだ理由
就学準備で家庭学習が気になっている方は、我が家が実際に教材を調べた記録もまとめています。
▶ ADHD/ASDの子どもの就学準備——家庭学習、何から始める?
関連記事
公的療育と民間療育の違い・選び方はこちら
→ 療育の選び方——公的と民間の違いと、我が家が民間週3通所を選んだ理由
まとめ
3歳から5歳の児童発達支援の利用者負担は、年収に関わらず無償です。民間療育でも同様で、我が家は週3回通っても毎月の自己負担は0円です。「高そうだから」と躊躇している方には、まずこの仕組みを知るだけで見え方が変わると思います。
費用の心配が減ると、療育を続けることに集中できます。使える制度はしっかり活用して、子どもに合ったサポートを続けていきましょう。同じように悩んでいる方の、少しでもヒントになればうれしいです。


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